◆ デジカメ買うの、やめた! (98/07/31)
お絵描きするのが下手糞なテイミスは、こうやってテキストだけのHPをしこしこと作っているわけだけど、最近「やっぱし、デジカメは必需品かなー」などと思うわけです。で、コジマ電気とヤマダ電機のチラシを見比べたりして、「むむむ、高い‥‥」と呟くわけですね。(まともなヤツだと7〜8万円くらいする。テイミスのPC,秋葉原ガレージファクトリー謹製10万円組立キット(通称「秋葉スペシャル!」)は10万円でこれだけ役に立つのに、ただ風景をデジタル化するだけの仕事しかしないシロモノがこの値段は高い!)
で、今日は普通のカメラで撮った写真をHPに取り込もうと四苦八苦した話をひとつ。(他にネタも無いことだし‥‥)
まず、テイミスは普通のカメラで撮ったフィルムを普通に現像したのね。で、出来上がった写真を見ながら、デジタル化したい写真を何枚か選んで、そのネガの番号をメモって近所の富士フイルムのお店に持って行った。(別に富士フイルムでなくても、このサービスはやってると思うけど、テイミスの家の近くには富士フイルムのお店しかない。) で、「CD−Rに書き込んでちょーだい」と言いつつデジタル化したい画像のネガ番号をおじさんに言って、一週間ほど待つと、「CD−R」(またの名をフォトCD)なるものが画像変換用ソフトと一緒に手に入ったわけ。
で、これらを家に持って帰って、まず画像変換用ソフトを秋葉スペシャルにインストール。「CD−R」をCD用のスロットに放り込んで、取り説通りにペケペケと3つ4つキーを押すと、「CD−R」からデジタル化された画像が画面に呼び出せるから、これをBMPファイルに変換。(ここがイマイチなんだなーっ。あたしゃ気に入らない‥‥!) BMPのままだとHPに載せられないから、これをさらにJPEG(もしくはGIF)に変換。(だから、最初からJPEGかGIFに直接変換できるべきだと思うわけよ!)
テイミスが気に入らないのは、このあたりの富士フイルムの宣伝が超卑怯な事で、彼らは;
「FlashPix から、BMP/PICT/TIFF/JPEGにフォーマット変換できるソフトを、CD-Rと一緒に差し上げます」
と宣伝してるのね。
(注: FlashPix というのが富士フイルムがネガからデジタル化してくれる際の画像フォーマット。つまり写真屋さんから貰ってきたCD−Rに収まっている画像は
FlashPix フォーマットになわけだ。ついでながらこの画像形式はコダックや富士フイルムが世界標準化を目論んでいるフォーマットで、一方、近頃では写真屋とコピー機屋の境がなくなってきてるから、リコーやキャノンは無論別の画像フォーマットで世界制覇を企んでいる。世界征服を成し遂げた方が覇者になれるわけだから、競争は熾烈らしい。そのうち、画用紙にクレヨンで描いた絵をコピー屋に持って行くと、コピー機に絵を読み込ませて画像をデジタル化してCD−Rをくれるお店、なんてのも出てくるかもしれない!? でも、こーいうのってあったら便利だな。PCで絵を描くのって厭なんだもん。)
で、話は戻るけど、「FlashPix から、BMP/PICT/TIFF/JPEGにフォーマット変換できるソフトを、CD-Rと一緒に差し上げます」が宣伝通りだとすると、FlashPix
から JPEG に直接変換できる事になるよね? テイミスはそれを信じてネガをCD−R化したのに、これが何と「Windows版はBMPへ,Machintosh版はPICT/TIFF/JPEGへ変換できるソフト」が付いてきた。テイミスの秋葉スペシャルはモチロンWindowsだ。嘘つきー!!
で、富士フイルムに抗議のE−MAILを出してみたら、翌日F−DIサポートセンターなる所から、次のような返事が来た。(私信じゃないから、公開しちゃっても多分問題ないだろう。)
送信日付:Wed, 29 Jul 1998 11:27:09 +0900
差出人:"FDIservice" <[email protected]>
件名: RE: Flash Pix から JPEG へのフォーマット変換について
お客様へ
ご質問ありがとうございます。
こちらはF-DIサポートセンターです。早速、回答させて頂きます。
下記のお問い合わせ内容ですが、富士フイルムHP記載の上にPhotoware
ダウンロードするページにJPEG形式と記載は確かにございます。
PhotowareHome-EX仕様によってお使いになっているOSがWin版やMac版と
して別れて記載されていないためかと思われます。
当センターでも紛らわしく記載されているように思われます。
お客様にも大変、ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
今後、HPの更新と共に記載の変更をしていきたくと思っております。
BMP形式は基本的な画像形式のために、大抵のファトレタッチソフト上での
ご使用は可能になっております。EX上でのBMP形式にしてからお試し頂ければ
幸いかと存じます。
今後ともF−DIサービスならびに富士フイルム製品をご利用頂けますよう
宜しくお願い申し上げます。
以上
‥‥以後、富士フイルムのHPの記載が変更されたかどうか知らないけど、まったく客を舐めとるなー、と思うわけよ。結果的には、問題なくBMPからJPEGに変換できたから、これ以上富士フイルムに文句を言うつもりは無いけど(もう充分言ってる)、でも売らんがために客をペテンにかけるようなやり方は褒められないね。
コスト的には、初めの1回だけCD−Rを1枚買わないといけないから、これが800円。それに基本料が毎回500円と書き込み料が1コマ80円(写真を一枚をデジタル化するのに80円という事)。CD−R1枚でだいたい200コマくらい入るらしいから、これは結構経済的。少なくとも、画像の解像度に関して日進月歩のデジカメ買ってすぐ時代遅れのモデルになっちゃうよりは、いつでも時代が要求する解像度でデジタル化してもらえるメリットはあると思うし、そのうちに、Windows版で
FlashPix から JPEG に直接変換できるソフトもリリースされないわけがないと思うし。
ま、せっかく800円も出して買ったんだから、デジカメを買うのはやめて、もう暫くCD−R使ってみようかなー、などとと取り敢えずは思ってるわけです。
98723002.FPX (テイミスの苦闘の成果を見たい人、及び、テイミスを見てやろうという人は、ここをクリック。でも、57Kの画像だから時間がかかる。やめた方がいい。)
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